家系総本山吉村家直系1号店 ラーメン杉田家 本店

杉田家 横浜

2024年9月27日、杉田家は開業25周年を迎えた。
厳しい修行を越え、吉村会長の味と伝統をひたむきに守り続けてきた杉田家。
総本山直系の一番弟子の津村進氏の修行動画は筆者も見たときは鮮烈。そして今があることに感謝。
横浜家系の元祖、吉村家。その直系店の中でも歴史が深い杉田家に今回訪問してきた。

ラーメン 杉田家 本店

言わずもがな知れた吉村家直系の1号店。
訪れると津村氏から「食券はこちらです」と案内していただきました。
今日は、原点に帰る気持ちでラーメン並を実食しよう。

待つこと1時間、食券を見せてお好みを伝えてついに入店。
漂うラーメンの香り、活力や気勢が存分に感じられる雰囲気。
そして迫力のある麺上げ。麺は宙を舞う。空腹を忘れて見惚れてしまう。

ラーメン並

来ました!これぞシンプル杉田家スタイルラーメン並着丼。
表面がキラキラ輝く鶏油の銀河、黄金の星雲。もう堪らない。
筆者は徹夜での仕事終わり。これは沁みるぞとワクワクしながらレンゲを手にする。
いざ、尋常に。

黄金のスープをゴクリ。
嗚呼美味い 本当に堪らねぇ。
尖りを抑えつつも家系豚骨醬油テイストはしっかり感じる、品のある味。
そしてどこか懐かしい。
これを求める為なら1時間の列なんてむしろ愉しいくらいだ。
むしろ並んだ先のこの一口、このために生きているよと。

熱々の極上スープから登場。
家系の命を支える酒井製麺の麺
ズズッと頂く。
徹夜明け、これはもう脳で感じるらぁめん。
味の感想は、、、言うまでもない。
「旨杉田家」それしか考えられない。
啜る度の幸せ。麺を食べ、スープで追いかければ桃源郷が見えてくる。

ほうれん草。家系のほうれん草ってどうしてこんなに美味しいのだろう。
ボクの中で日常ではあまり進んで食べないほうれん草。お浸しに鰹節パッパ、もちろん美味しいけど。
でもさ、、家系のほうれん草は格別に美味しい。
麺と食べても良し、海苔と食べても良し、王道にスープで追いかけて食べるも良し。
家系ラーメンだからこその唯一無二の美味しさ。

程よくスモークされたチャーシュー、ラーメンのヒロイン。
チャーシューを燻製させようと発想されたことに拍手とつくづく思う。
肉の旨味とスモークの薫り広がるところにスープをゴクリ。
激ウマ昇天。

極上スープをたっぷりと吸わせれば、ジュワっと濃厚な海苔が完成する。
その海苔で麺を巻いて食べる。
素晴らしい料理。やっぱり海苔が無きゃ。
家系の海苔、中でも吉村家系譜の海苔は本当に美味しい
食感も香りも最高ランク。あっという間に海苔巻き麺で使い切ってしまった。
次回は海苔増しというアイテムもある。ライスと駆け巡るなら是非おすすめである。
しかしいつ、どこで海苔を使うのか、食べ手の趣向が様々であるものの、これを考えながら食べるのも一興だ。

名残惜しい時間。
麺が終わり、食べ終わりたくないと切に願う。
それでも最後まで輝きを放っているスープを目にもちろん完飲したいと。
箸からレンゲにアイテムチェンジ、ひたすらスープを口に運ぶ。
「今日の杉田家も美味かったなぁ、、、」
この余韻に浸りながらの最後の至福のひと時を楽しむ時間が大好きだ。
最後は行者ニンニクを入れて完飲完食

旨杉田家。本当にありがとう。美味しかった。
そしてこれからも末長いご活躍を願っております。

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