煮干そば 平八 「煮干そば」

横須賀

9:00AM。

今日はなんだか、朝から無性に煮干が恋しい…
五臓六腑が、煮干という染み渡るごちそうを求めているように・・・


さぁ行こうか。
そんなわけで、本日やって来たのはこちら。

煮干そば 平八

二ボラーが集う、横須賀の名店。
可愛らしい煮干しのオブジェクトが目印です。
初見でここがラーメン店とは、分からない佇まい。

通りすがりのおばあさんに、「すみません。ここは魚料理店ですか?」と尋ねられました。
あ~おばあさんお腹をすかせていらっしゃったのかな。

券売機左上の「煮干そば」を実食。

食欲をわしづかみにする煮干の香ばしい香りと
清湯スープにちょこんと乗ったこちらを睨む顔

それでは、頂きます!
まずは一口。

煮干への恋煩いに即効滴り、すぐさま五臓六腑に突き刺さる。

生臭さやエグみは一切皆無。
煮干のいいところだけを抽出したスープは、まるで和風料亭のお出汁を頂いているような感覚。

上品な味わいがします。
温泉に浸かったときのアァって感覚、アレですよ。

こんなの飲んじゃうよ、困っちゃうよ。

着丼時、麺が綺麗に整えられているのが何とも嬉しい気持ちになる。
それでは、自家製麺をスッと持ち上げて啜らせて頂きます。

ハイ、優勝です。
これ
本当、マイベスト麺です。

麺の食感はシコシコ、モチモチという感じとは違った、言い表すならパツパツとした麺です。

啜ると口の中で麺が踊るんです。
非常に軽快な啜り心地と、鼻から抜ける煮干の香りで一口一口、幸せが訪れます。

そして赤白と対比した、丼を輝かせるこのチャーシューはどうだろうか。
鶏チャーシューも乗ってるが、味食感ともに完璧だ・・・

スモークされた、もっちもちのチャーシューにこっちが赤面してしまいそうだ。

無我夢中に食べ進めて、気持ちも高まり・・・
麺も終盤に差し掛かる頃、ここへ来たなら考えることは一つ。

和え玉だ。

こちらは横須賀市立 煮干平八高等学校の選択式の必修科目だ。
煮干、ニンニク、あん肝、烏賊ワタと色々な味があって、きっと自分の得意科目が見つかる。
苦手な科目があってもいい。

自分の好みの和え玉でラーメンも気持ちもスープも自由自在に変化させていければ、必ず将来安泰だ。

麺を選べる御慈悲に感謝しつつ、選んだ和え玉は

あん肝玉(フルサイズ・細麺)

美容師顔負けの美しく整えられた麺ヘアーに染められたのは
たっぷりの魚粉とクリームチーズ、そしてガッツリ張り付いたあん肝。

箸が止まらない感覚とはこういうことか。

麺に纏わりつく濃厚なあん肝と香る魚粉だけではなく、クリームチーズも見事に調和している。
残ったスープにぶちまけたい衝動に駆られながら、「ダメだ、今じゃないと」震える指・・・

一心不乱に啜っていきます。

はい。
何と、幸せな行為だろうか。

あん肝カラーに姿を変えて頂くスープは、世の中の煩悩を忘れる美味しさ。
今ある煩悩といえば、食欲が急行発車して次の和え玉は何にしようかという事のみだ。

パタン玉(細麺・ハーフサイズ)

たっぷりのニンニクとそこに添えられたマヨネーズが嗜好を論じる。

凄まじいニンニクが血をたぎらせる

ニンニク好きなら間違いない一杯。
これは、クセになるな…食べ進めれば進めるほど生命を感じるぞ・・・!

我が生涯に一片の悔いなし

最後はスープにドボンでごちそうさまでした!

煮干そば 平八のラーメンには、心の幸せを呼び起こします。
是非どうぞ。

煮干そば 平八

昼(ラーメン)11時~14時
夜(酒場)17時~最大29時まで #夜八
定休日 木曜日
(支払いは現金のみ)

〒238-0011
神奈川県横須賀市米が浜通1丁目17
電話番号: 046-897-3104
最寄り駅:京急線「横須賀中央駅」
ミニストップ横須賀米が浜通り店となりの脇道を入ってすぐ
https://x.com/mickkn

(情報が古い場合があります。詳しくは店舗にお尋ねください)

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